【2025.11月】司法書士試験について(本合大地会員)

エフエムたいはく『あっ!司法書士に聞いてみよう!』は宮城県司法書士会が毎月第4木曜日の14時から仙台市のコミュニティFM局で放送している30分のラジオトーク番組です。(78.9MHz)

このブログでは番組で放送された音源を掲載し、前半と後半の出だしのトークの一部(要約)と概要をご紹介しています。

2025年月11月27日㈭は、宮城県司法書士会 企画広報委員会の 本合大地(ほんごう だいち)さんに「司法書士試験ついて」というテーマでお話をしていただきました。

※過去の「司法書士について」の過去記事はこちらをご覧ください。


 前半  1万4400人が受験して合格者が751人

ー 毎年、この時期にお話しを伺うテーマですね

本合 そうですね。時期的に(司法書士試験の)最終合格発表が11月の前半からつい先日ぐらいにあったんですね。毎年そうなので、ちょうど試験についてお話するにはいいタイミングかなとは思います。

ー さっそくですが司法書士試験について基本的なところからお願いします

本合 はい、司法書士試験ですが、筆記試験は例年7月に行われ(筆記試験の)合格発表が10月にあります。筆記試験の合格者が口述試験といって面接のような試験があり、11月に最終の合格発表があります。

ただその口述試験というのは、噂によると落ちる人はあまりいないようで、ちゃんと会場に行って試験を受けた人はほとんどみんな合格すると言われています。なので本当の勝負どころは7月に行われる筆記試験です。メインは筆記試験のほうになるんですけれども、この筆記試験を突破するのがなかなか難関です。

ー 倍率がすごく高いんですよね

本合 はい。今年のデータでは全国で受験者数が1万4400人ぐらいで合格した人が751人となっています。試験会場が各地にあって東北は仙台が試験会場ですが、仙台で受験して合格した人は30人になっていますね。

なぜ難関かというところですが、まず範囲が広いです。民法とかなんとか法、なんとか法、という範囲が某大であることです。

それから司法書士試験はマークシートが午前と午後、それに午後の記述試験と大きくパートが3つに分かれるのですが、それぞれに基準点という足切り点があるんです。上から何番目といういうのではなく、その点を取らない人はアウトということなんです。

例えば午前のマークシートは満点、午後のマークシートでも満点、ただ記述式のところで基準点を割れたら、その時点で不合格です。特定の分野だけ得意でも駄目なんですよ。(以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください ※続きは06:25前後からです。)

※音源はAppleSpotifyAmazon等の各Podcastでも配信しています。 w62_Spotify-Podcast w62_Amazon-Podcast
※番組の概要や最新の放送につきましてはトップページをご覧ください。


リクエストコーナー


 後半  勉強中の課題は睡魔との戦い、そしてお酒との付き合い方でした

司法書士の本合大地さん(左)と番組パーソナリティの笹崎久美子

ー 本合さんは何年に合格されたのですか?

本合 私は令和6年度です。ホヤホヤなんです。ピチピチのツヤツヤのペーペーですよ(笑)

ー 本合さんは行政書士でもあるそうですが、司法書士試験は何回目のチャレンジで合格されたのですか?

本合 私は3回目です。自分の職域を広げたいと思って資格を取りました。行政書士と司法書士は仕事でリンクすることも多いので、お客様に対するサービスの幅が広がります。

ー お仕事しながらの受験勉強は大変だったのでは?

本合 大変だったのはまず時間を作ることです。やっぱり疲れているんですよね。勉強を夜とかにすると確かに頭がぼーっとしたり、勉強をするとなぜか眠くなります。体質なのかな?それをどう対策しようかな、という試行錯誤がいろいろありましたよね。

最終的には眠くなったら15分~20分ぐらい寝ました。スマホでタイマーをセットして、横にならないでこうやって腕を組んで瞑想している感じで下向いて・・・。眠いのですぐ寝るんです。ただ首が痛くなってくるんですよ、15分ぐらいすると。そこから(起きて)バーッとやることがよかったですね。睡眠時間は減りますが、もう慣れですかね。

ー 睡魔との戦いが一番のテーマでしたか?

本合 はい。あとはやっぱりお酒との付き合い方です。お酒が好きなほうなので勉強をしていると飲みたくなるんですよ。

でも晩酌とかをしていていいのかな?って思うじゃないですか。罪悪感もありますし、勉強したことを忘れてしまうんじゃないかと思って、最初の頃は本当に我慢していたんです。

けれどネットで2017年か18年ぐらいのイギリスの論文をネットで読んで。それは2つのグループに何かを暗記させて片方にはそのあとお酒を飲んでもらい、次の日にどれぐらい暗記しているかをテストするというものでしたが、お酒を飲んだグループのほうが成績がよかったんです。

それを見てからは「いいんだ」って。そういう論文もあるし、もう「飲んでいいんだな」って(笑)※本合さんが読んだ論文に関する記事はこちらだと思われます→飲酒すると記憶力が向上する? 英研究チームの実験から明らかに(以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください ※後半は12:10から。このお話の続きは17:00前後からです。 )

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本日の本合さんのリクエスト曲は『CROSS ROAD』

本日の本合大地さんのリクエスト曲は Mr.Children(ミスターチルドレン)『CROSS ROAD(クロスロード)』でした。

本合さんのコメント 「ミスチルを初めて知った曲です。それで好きになったんですが、すごいいい曲がいっぱいあるじゃないですか。最近このクロスロードを久しぶりに聞いたら「いい歌だな」とあらためて思いました。」


パーソナリティから 〜資格セミナー「司法書士と土地家屋調査士の魅力とリアル」

番組の最後に本合さんから宮城県司法書士会と宮城県土地家屋調査士会が主催する「司法書士と土地家屋調査士の魅力とリアル」というタイトルの資格セミナーのご紹介がありました。

このセミナーは業務の内容を具体的に聞くことができる内容で、セミナー終了後には資格取得個別相談会もあるそうです。※開催要項に関しましては以下のチラシをご覧ください。

行政書士の本合さんが司法書士の資格も取得したことで、より多くの困った人の手助けになれることが増えたそうです。

今回の放送は本合さんの軽妙で洒脱なトークが大変面白く、前半の司法書士試験に関しての説明では(二次の口述試験では落ちる人がいないという事柄について)「だから10月の(筆記試験の)合格発表で合格した方は、もう喜んだり、寝転んだりしてるんじゃないですか?」という愉快な表現も飛び出し、何度も笑ってしまいました。

*記事作成 番組パーソナリティ/笹崎久美子(ワッツ・ビジョン


お問い合わせ先

※番組でご紹介した内容/イベントや会社設立・不動産登記・相続・遺言・成年後見などのご相談に関しては宮城県司法書士会ホームページ
022-263-6755までお気軽にお問い合わせください。

AIがまとめた本日の主な放送内容

司法書士試験の基本情報

試験サイクル・プロセス:
◦7月: 筆記(午前: 択一、午後: 択一、午後: 記述)。
◦10月: 筆記合格発表。
◦11月: 口述(面接形式)。受験すればほぼ不合格者が出ないとされ、実質の勝負は筆記。

基準点と評価:
◦各パートに基準点(足切り)が設定され、いずれかで未達だと不合格。
◦令和7年度 午前: 35問×各3点=105点満点、基準点78点(26/35)。
◦基準点は毎年変動し、試験後約1カ月で公表。
◦午前・午後の基準点通過者のみ、記述の採点対象。

受験状況(令和7年度):
◦受験者: 約14,400人(全国)。
◦最終合格: 751人(合格率約5%)。
◦仙台会場の合格者: 30人(東北広域の受験者を含むため宮城県の人数とは一致しない)。

合格に向けたポイント:
◦出題範囲が広大のため、苦手領域を作らず底上げする戦略が重要。
◦マークシートは安全圏として8〜9割確保を目標。
◦過去問は極めて重要。原型/表現違いでの再出題が多く、やり込みが基本。
◦試験直後は資格予備校の速報で自己採点し、基準点公表までの見通しに活用。

仕事と勉強の戦術

・本郷氏は業務と両立し、3回目の挑戦で令和6年度に合格。

主な課題と対策:
◦時間・疲労管理
◦学習中の強い眠気には15〜20分の短時間仮眠(椅子で前屈、タイマー使用)で対処。
◦睡眠時間短縮は段階的に慣らす。

メンタル:
◦「今日は休む」という逃避に流れすぎないよう、短時間でも継続。

アルコールとの付き合い方:
◦適量の晩酌は可と判断(記憶定着に関する研究に言及)。
◦過度な飲酒は回避し、リラックスと継続性を優先。

ゲストと資格について

・本合大地(宮城県司法書士会 広報委員会)。
・令和6年度合格の新任司法書士。行政書士。

シナジーと提供価値の拡大:
◦行政書士: 戸籍収集、遺産分割協議書作成など。
◦司法書士: 不動産名義変更等の登記実務。
◦相続・遺言分野でワンストップ対応が可能になり、支援範囲が拡大。

イベント告知について

概要:
◦タイトル: 司法書士と土地家屋調査士の魅力とリアル(副題: 新たなキャリアの扉を開く)。
◦日時: 2025年11月30日(日)。
◦午前の部 10:00–12:00 午後の部 14:00–16:00
◦午前と午後は同じ内容の見込みですが、最終確定はまだ完了していません。
◦会場: エルパーク仙台 5階。
◦定員: 各回50名。
◦参加費: 無料。
◦主催/問い合わせ: 宮城県司法書士会。

予定コンテンツ:
◦資格者による登壇(複数名予定、詳細未定)。
◦パネルディスカッション。
◦資格取得の個別相談会。
◦業務内容・実務の「リアル」を聞けるセッション。

想定対象:
◦社会人、中高年、学生(中学生を含む)など幅広い層。

参加方法:
◦司法書士会のウェブ掲載・チラシの案内を参照(掲載状況は未確認のため各自検索推奨)。