【2022.6月】司法書士試験について（阿部浩樹会員）

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エフエムたいはく（78.9MHz／仙台市）で宮城県司法書士会が放送したラジオ番組のご紹介です。この番組は宮城県司法書士会に所属する司法書士の皆さんに月替わりでお話を伺う30分のトーク番組です。

2022年6月23日㈭は、宮城県司法書士会企画広報委員の阿部浩樹（あべひろき）さんに「司法書士試験について」というテーマでお話を伺いました。放送は毎月第４木曜日の14時からオンエア中です。以下に前半の出だしと後半の一部を要約して少しだけご紹介します。

※同じテーマの過去のお話はこちらです。
➡ 2021年11月25日　どうやって保つの？モチベーション！司法書士試験について（佐藤圭会員）
➡ 2019年6月27日　もうすぐ司法書士試験です（佐藤忠之会員）
➡ 2018年3月22日　司法書士になるには？（飯田健太郎会員・伊東正人会員）

前半のお話司法書士になろうと決めてまず予備校に入りました

ー今日のテーマは「司法書士試験について」ですが、どの辺からのお話になりますか？

阿部　私が受かるまで（笑）。苦労したところからです（笑）

ーまず、なぜ司法書士を目指されたのでしょうか？

阿部　はい、（私の住んでいる）多賀城市が被災地として津波の被害が大きく、これを仕事にして何か地元の役に立てるのではないか？と思ったことがスタートラインです。

ー最近なんですね。それで今、司法書士になっていらっしゃるのはすごいです。

阿部　でもけっこうやっぱり苦労しました。それが大変で、後に出てくるリクエスト曲について絡むようなお話もあります。

ーするとそれまでは違うお仕事をされていたのですか？

阿部　はい、今でもやっておりますが習字教室をやっておりまして、塾の講師などもしておりましたが、それを機に司法書士を目指してみようと思って勉強を始めました。

ーそこで「司法書士」を選択された理由は？

阿部　やはり被災すると土地建物被害が大きいのでそれで考えましたね。学校のほうもたまたま法学部だったものですから、それを活用しようと思いました。

ー新しいチャレンジに際して一番最初にしたことは何でしたか？

阿部　やみくもにやっても受からないだろうと思ったので、予備校に通うことからスタートして、それから何年か勉強することになりましたね。

ー専門の予備校が仙台にあるんですね？お習字の先生のほうは？

阿部　習字は夜が多く、習いに来る方も社会人の皆さんだったりするので、土曜に教えていたり、それほど影響はありませんでした。

ーすると学校は日中なのですか？

阿部　ウェブ学習なので自分の行ける時間に行って勉強するんです。（以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください　※続きは03:50ぐらいから）

※音源はApple、Spotify、Amazon等の各Podcastでも配信しています。
※番組の概要や最新の放送につきましてはトップページをご覧ください。

後半のお話 ”ご本尊”の先生が二人いてだいたいどちらかの本で学んでいると思います

ー前半の続きですが、予備校では今は授業がなくなってしまったとか？

阿部　そうなんです。生で教えてくれた先生ではなくなって、ビデオ収録のものが多くなってしまったんですね。生で教えてくれている先生は、実際は答案練習のときに、答案の書き方や理論などを実際に教えてくれていましたね。通常のただ知識を溜めていくだけの勉強の頃は、ご本尊（笑）が二人ほどいて、どちらかの先生を選ぶという感じでした。

ー先生は選べるんですか？

阿部　そうなんですね。最初に講座を申し込むときに「この先生とこの先生がいらっしゃいますけど、どうされますか？」と、受付の人に言われて選ぶんです。

ーその”ご本尊”というのは仙台の方・・？

阿部　いえ、どちらも東京の方ですね。司法書士を勉強する人は、だいたいどちらかの先生の本を読んで覚えているという状況だと思います。

ーそうやって阿部さんは見事に合格された、と。ですがすぐに司法書士にはなれないんですよね。

阿部　はい、最初に研修を受けて、ほかの先生のところに行って修業させてもらって、そのあとに開業をするのですが、開業してからもけっこう大変ですよね。

ー最初の研修は長いのですか？

阿部　結構長いです。いえ、期間自体は大したことないんですけど、ただ時間がすごくて…時間と密度ですね。濃いんです。テキストなども非常に詳しく作成されていて、ただその詳しさゆえに分厚いんですよ。最初にもらったときに「すごいの配るんだな」と思いながら、そこから研修が始まるんです。

ーそれはたとえば昔の電話帳みたいな？
阿部　そうなんです。本当に厚さが電話帳みたいなんです。すごいんです。作ってくださっている先生方がすごいといえばそうなんですよね。（以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください　※後半は13:21から。このお話の続きは16:14ぐらいから）