内容紹介
援助を求めることは恥ずかしい事ではなく、能力であり、むしろ義務です。
佐藤さんは心理カウンセラー/心の声を聴く案内人として、北仙台の「けやき館」というカウンセリングルームで、個人カウンセリング,ワークショップ ,心理学講座などをなさっています。
セラピストやカウンセラーというお仕事は、自分や家族がお世話になったことがきっかけで目指す方が多いそうですが、佐藤さんの場合はご自身の難病がきっかけでした。佐藤さんは30代のときにベーチェット病が元で職場を辞めざるを得なくなりましたが、体調が悪い中、「自分に何が出来るだろう?」と考え、「若い頃から勉強を続けていた心理学をもう一回やろうか」と思ったそうです。すると、交流分析の杉田峰康先生や、アサーションの平木典子先生など、日本の第一人者の先生のもとで学べる機会が次々と訪れ、「気が付いたら戻れなくなっていて(笑)、ここでやるしかない、と腹をくくった」そうです。
佐藤さん「日本人はカウンセリングというと壊れた人というイメージが強いですが、アメリカでは、自分の心をメンテナンスしてくれる専門のセラピストがいるということが、ステイタスなんです。迷ったら来て欲しいし、援助希求といって、援助を求めることは恥ずかしい事ではなく、能力であり、むしろ(周りの人に迷惑をかけない予防の意味も含め)義務です。」
佐藤さんは現在、フォーカシングを中心にしたワークショップと交流分析の講座。それから自助グループもやっているそうですが、講座はすべてオリジナルとのこと。佐藤さんによると、フォーカシングと言うのは、「心の言葉にならないモヤモヤを表現していく過程をスキルにしたもの(佐藤)」ですが、佐藤さんの「けやき館」ではタロットカードをつかったフォーカシングもやっているそうです。
番組では、ほかにも、様々なカウンセリングのお話が縦横無尽に飛び出し、佐藤さんのキャリアやカウンセリングに対する揺らぎのない向き合い方を十分感じた30分でした。
※番組のトークメモはこちら。
(パーソナリティ 笹崎久美子)
ゲスト情報
名前 佐藤美佐子さん(Facaebook)
肩書 カウンセリングルーム「けやき館」代表(Homepage)(Blog)(Facebook Page)
お仕事 心理カウンセラー、心の声を聴く案内人
連絡先 ☎ 022-341-6926
PHOTOギャラリー
当日オンエアした佐藤美佐子さんのリクエスト曲
★「Moonlight Serenade」小野リサ/1999年
ひとこと:心が和むので気分チェンジによく聴きます。
※一部のスマートフォンでは別画面が開きます。
放送データ
ゲスト/佐藤美佐子さん、パーソナリティ/佐藤好彦(プロコーチ、コーチらしんばん代表)、ミキサー/庄子康裕(経営コンサルタント)、放送局/エフエムたいはく(78.9MHz)、放送日時/2016年9月8日(木)19:30~20:00 ※生放送
番組の音声です
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※曲の部分はカットしてあります。