【2022.7月】司法書士による『遺言&相続セミナー』について（真野美沙子会員）

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エフエムたいはく（78.9MHz／仙台市）で宮城県司法書士会が放送したラジオ番組のご紹介です。この番組は宮城県司法書士会に所属する司法書士の皆さんに月替わりでお話を伺う30分のトーク番組です。

2022年7月28日㈭は、宮城県司法書士会企画広報委員の真野美沙子（まのみさこ）さんが司法書士による『遺言&相続セミナー』についてお話をしてくださいました。放送は毎月第４木曜日の14時からオンエア中です。以下に前半の出だしと後半の一部を要約して少しだけご紹介します。

※真野美沙子さんの過去のお話はこちらです。
➡ 2021年1月28日　遺贈も解説する無料ウェブセミナー「司法書士による相続・遺言講座」（日本赤十字社宮城県支部コンテンツと共催）のお知らせ
➡ 2019年11月28日　①旧氏が併記できる新制度②みなし解散のご相談が増えています

前半のお話伊達武将隊、そして相続に関する基礎知識の確認など

ー今日のテーマは？

真野　宮城県司法書士会企画広報部の真野美沙子と申します。今日はイベントの告知で参りました。令和４年８月７日（日）に仙台国際センターの２階で遺言相続セミナー、そして同時開催の相談会を行います。（※管理人補足／詳しくは以下のチラシをご覧ください）

ー司法書士制度150周年記念って書いてありますね。

真野　そうなんです。実はけっこう歴史が古くて司法書士というのは明治５年８月３日に始まった職業なんです。その年に法律職として証書人（現：公証人）、代言人（現：弁護士）、代書人（現：司法書士）が定められたんです。そこから150周年になります。

ーイベントはどんな内容ですか？

真野　二部構成になっておりまして、最初の３０分程度は伊達武将隊をお呼びして羽フォーンマスをしていただきます。それに戦国時代の相続についてもトークしていただく予定です。

ー伊達武将隊ですか！そしてそのあとがメインのセミナーなんですね。

真野　そうです。当会の会員である開発育子さんが相続や遺言についてお話をします。何年も前から終活や相続は話題なんですけれども、今は特に相続登記の義務化を２年後に控えまして、いまいちど相続に関する基礎知識の確認と、司法書士がお手伝いをしていてつまずきやすいと感じるポイントを事例を通してご紹介していこうと思います。

ー相続登記が義務化されるのですか？

真野　はい。所有者不明の土地については皆さんもよくお聞きになっていると思うんですけど、全国の土地の22%に上るんです。

ーそんなにあるんですか！

真野　そうなんです。それとセミナーと同時開催で面接相談と電話相談も行いますので、ご自分のおうちで具体的な相続の問題がある方はこちらでご相談ができます。

ーご希望の方はそこに行ってご相談するという形ですか？

真野　（お電話でも受け付けていますが）実際に対面でご相談されたい方は無料の面接相談がありましてこれは事前の予約制になります。こちらも８月７日（日）の10時から午後４時までで、県内５か所で行います。会場はセミナーを開催する仙台国際センターでも行いますし、そのほか大崎、石巻、亘理、気仙沼の４市町村でも行います。

ー一斉に開催されるのですね。

真野　はい、割と大規模にやります（笑）（以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください　※続きは06:20ぐらいからです。）

※音源はApple、Spotify、Amazon等の各Podcastでも配信しています。
※番組の概要や最新の放送につきましてはトップページをご覧ください。

後半のお話法学部でしたが学説的なお話になると寝ちゃうんです

ー後半は話題を変えて、真野さんが司法書士になった理由をお聞かせください。

真野　はい、子供の頃から、母から「女の子は手に職を付けなさい」と言われていまして、資格を取るというのは何となく既定路線としてあり、大学が法学部だったので何となく「法律関係の資格かな」とは思っていましたが、あまり長いこと勉強したくはなかったので（笑）弁護士は無理かな？とか（笑）。あとわりと子供の頃から「詩を作ったからこっそり見せてあげる」とか「感想が欲しい」とか相談されたりとか、意外に（自分は）相談しやすい雰囲気なのかな？と思って。

ーあ、わかります。笑顔で聞いてくださる感じがします。

真野　ありがとうございます。それで相談を受けるような仕事にしようかなと思って、たまたま目に付いた資格を取ってみました。

ー様々な資格を調べたりしたのですか？

真野　それが、大学の食堂の前で予備校の人が司法書士のチラシを配っていたので「あ、こういうのがあるんだ」と思って（笑）じゃ、頑張るかって。

ー予備校は大学に通いながら？

真野　あ、そうですね。言っていいのかな？LEC（レック）という予備校に2年位通いましたね。大学も法学部なんですけど、予備校でも法律の勉強しながら。でも、法学部のほうは学説的な話に流れるときになって、そういうときは寝てしまって（笑）あまり・・・勉強していませんでした。

ー司法書士の勉強は実践的な感じがしてむしろ新鮮？

真野　私は抽象的な話があまりよく飲み込めない性質（たち）なので、具体的に話されるとわりと頭に入るんですね。それで大学の４年に受けてそれはダメで、その後、卒業した年に受けて合格しました。

ー新卒で就職するみたいですね。
真野　いえ、無職が何カ月かあって・・・実家だったので親からのプレッシャーもすごくて（笑）居心地悪いから早く出ていきたい気持ちはありました。それで試験が終わった後、すぐハローワークに行きまして就職口を探しまして、試験の翌月にはもう就職していたんですね。それで会社員のまま司法書士の研修を受けていました。（以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください　※後半は12:45から。このお話の続きは17:50ぐらいからです。）

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本日の真野美沙子さんのリクエスト曲

真野美沙子さんの本日のリクエスト曲はTravis（トラヴィス）の『The Distance』でした。
真野さんのコメント　「珍しくこのバンドを初めて聞いた日はいつかをはっきり覚えているのですが、20年位前に大学のオープンキャンパスに行った帰りにHMVで試聴して衝撃を受けて買ったということを今も覚えているんです。懐かしいですね、ちょうど今の時期なので。」

（パーソナリティ　笹崎久美子）