【2023.09月】宮城県司法書士会等がつくったエンディングノートについて(嵐田志保会員)

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『あっ!司法書士に聞いてみよう!』は宮城県司法書士会が毎月第4木曜日の14時からエフエムたいはく(78.9MHz/仙台市)で放送している30分のラジオトーク番組です。

このブログでは番組で放送された音源を掲載し、前半と後半の出だしのトーク(一部)を要約してご紹介しています。

2023年月9月28日㈭は、宮城県司法書士会 企画広報部 部長の嵐田志保(あらしだ しほ)さんが『宮城県司法書士会で作成したエンディングノート』についてお話をしてくださいました。

※宮城県司法書士会の活動に関するお話はこちらをご覧ください。

 前半のお話  明るく取り組めるように、明るいノートにしました

ー 今日のテーマは?

嵐田 今日は宮城県司法書士会で作成しましたエンディングノートについてご紹介をさせていただこうと思いまして参りました。

ー エンディングノートを司法書士会さんでおつくりになったのですか?

嵐田 はい。司法書士会と仙台法務局さんと公益社団法人成年後見センターリーガルサポート宮城支部の三者が合同で作成したエンディングノートです。

ー 今日は現物をお持ちいただいたのですが、え、これ、かわいいんじゃないですか!

嵐田 そうなんです!すごいかわいいんですよ!これ、仙台弁こけし、かわいいですよね。司法書士会のリーフレットと同じ感じでセットで作ってみました。

ー キャラクターも背景も統一感ありありですね。

嵐田 そうなんです。「これは司法書士会!」ということがわかる感じで。

 

ー このリーフレットはこの番組の撮影でも活用させていただいているのでとても身近な感じがします。

嵐田 ありがとうございます。あとこけしもかわいいんですけど法務局のこの”ほかんガルー”もかわいいんですね。遺言書保管制度というのを法務局でやっていまして、そちらのキャラクターが”ほかんガルー”なんです。この小さいキャラクターもかわいいんですよ。

ー では、わざわざ作ったのではないのですね

嵐田 そうです。法務省で出しているものです。保管とカンガルーを掛けています。あともうひとつキャラクターがここにあって、これは”トウキツネ”といって、これも法務局さんのキャラクターなんですけど、”トウキツネ”は家族がいるんですね。私、キャラクターものがすごい好きなんでテンションが上がります(笑)

ー なるほど、これは登記とキツネを掛けているわけですね。

嵐田 はい。けっこうかわいいキャラクターがいっぱいいるんです。なので親しみやすい感じでつくってみました。エンディングノートというと「私の最期だから」という(終末的な)感じになってしまうんですけど、そうじゃくて今後の家族のために明るい気持ちを持って「みんな仲良くしてね」という思いを込めて(エンディングノートにも)明るい感じを出したかったんです。(以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください ※続きは04:10前後からです。)

※音源はAppleSpotifyAmazon等の各Podcastでも配信しています。 w62_Spotify-Podcast w62_Amazon-Podcast
※番組の概要や最新の放送につきましてはトップページをご覧ください。


リクエストコーナー


 後半のお話  市民セミナーに来てくださった方にプレゼントします

ー 私は勘違いをしていましたが、これは広く皆さんにお配りするわけではないのですね

嵐田 そうですね。今のところは法律の改正があるのでそんなに多く印刷していないんです。市民セミナーや司法書士会のセミナーにご参加いただいた方にプレゼントするように作成しております。来年以降の作成だったり販売だったり、そういった取扱いについては司法書士会のほうで検討中ですので、皆さんもう少しお元気でお待ちいただければと思います(笑)

ー 確定版が出るまでという感じでしょうか?

嵐田 あ、これは確定版なんですけど法律が改正になると内容も変更したい部分があるので、今多く刷ってしまうと法律が改正される前のものがたくさん出回ってしまいますから、こちらは部数がとても少ない貴重な?ものになっています。市民セミナーにいらっしゃっていただければプレゼントをさせていただくという形になります。

ー ということのですのでぜひ市民セミナーにお越しになってください

嵐田 はい。10月8日ですね。せんだいメディアテークで行います。まだチラシの配布を開始していないのですが、もう少ししたらチラシを各地区市町村に置いたり、ポスターを貼ったり、あとは河北ウィークリーにお申し込みの掲載をしたり。それと河北新報さんのほうで10月の初めに相続の義務化や空き家に関して特集を組むそうなので(言ってもいいのかな?)楽しみにしてください。それを読んだうえで市民セミナーに来ていただけると、文章で読むのと聴くのとでは理解度が違うと思いますのでぜひどうぞ。

ー (この番組は収録なので)放送日の頃にはチラシはできているかもしれないですよね

嵐田 あ、そうですね。放送日はセミナーの直前なのでできていますね。
(以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください ※後半は14:26から。このお話の続きは17:25前後からです。 )

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本日の 嵐田志保 さんのリクエスト曲

本日の 嵐田 さんのリクエスト曲は Usher(アッシャー)『DJ Got Us Fallin’ In Love(DJ・ガット・アス・フォーリン・イン・ラヴ)』でした。(※番組では曲名を少し間違えてしまいました)

嵐田 さんのコメント 「ノリがよくて楽しい曲なのでぜひ聞いていただければと思います。気持ちが晴れます。」

番組を終えてパーソナリティからひとこと

嵐田さんが日司連の企画広報者担当会議に参加した時に、大阪司法書士会が大阪法務局と合同でエンディングノートをつくっていることを知り「これはいい!」と思ったのが今回のきっかけだそうです。

大阪のエンディングノートはライオンのキャラクターが使われているそうですが、長野は”アルクマ”という長野県PRキャラクターが掲載されているなど、エンディングノートに関してはそれぞれが工夫を凝らして作成されているようです。

私がいいなと思ったのは家系図を書き込むページです。私の子供たちは”私の”祖父や祖母やその兄弟姉妹についてはほとんどわからないかもしれません。番組で拝見したエンディングノートはまさに司法書士会さんならではの「相続」に焦点を当てたつくりになっていると感じました。そして全体が大きな文字でつくられていることも見やすく利用しやすくていいですよね。

大阪司法書士会や長野司法書士会のエンディングノートはネットでも公開されていますので、ご興味がある方はそちらもご覧になってみてはいかがでしょうか。
「エンディングノート」大阪法務局/大阪司法書士会(PDF)
「エンディングノート」長野地方法務局/長野県司法書士会(PDF)

(記事作成 番組パーソナリティ/笹崎久美子)

お問い合わせ先

※番組でご紹介した内容/イベントや身近な暮らしの法律のご相談に関しては宮城県司法書士会ホームページ
022-263-6755までお気軽にお問い合わせください。