市民の皆様と司法書士の関りについて（渡邊友理会員）

この記事は最終更新日から1年経過しています。内容が古い可能性があります。

エフエムたいはく（78.9MHz／仙台市）で宮城県司法書士会が放送したラジオ番組のご紹介です。2021年3月25日㈭は、宮城県司法書士会理事の渡邊友理（わたなべゆり）さんに「法律手続き上の言い間違いや誤解について」お話を伺いました。番組は毎月第４木曜日の14時からオンエア中！

※渡邊友理さんの過去のお話はこちらです。
➡ 2020年1月23日　[中止]子ども法律教室「相談のちから」について（渡邊友理会員）

前半のお話「初めて司法書士を知るタイミング」

ー今日のテーマは？

渡邊　今日のテーマは「市民の皆様と司法書士の関り」としてお話をさせていただきたいと思います。市民の皆さんが人生のどんな場面で司法書士と関わることになるのか？というところをお話できれば、と思っております。笹崎さんが始めて司法書士を知ったのはいつですか？

ー私は友人が司法書士だったので意識するようになりました

渡邊　そうするとやはり大人になってからだと思います。私も身内が司法書士でしたが、実際にどういう仕事をしているのかを知ろうとしたのは、転職を決意してからだったので、私も社会人になってから「司法書士ってどういうお仕事をしている人なのかな？」ということを調べました。

それは前職の勤務中に司法書士が仕事をする姿を見たことに大きな影響を受けたからですが、司法書士という資格者がどういった仕事をしている人ななのか、どういった業務ができるのか？ということを知っていただく機会があまりないように実感していますので、今日はそういったご紹介ができればいいなと思います。

ー大人になる前から司法書士の皆さんと関わるタイミングはありますか？

渡邊　そうですね、（このラジオ番組でも）何度かほかの会員が話をさせていただいていますが、司法書士会で法教育事業をやっておりますので、機会があれば小学生向けの法律教室を受けたりとか、中学生以上の法律講座を受講したとか、早い段階で司法書士の仕事を知る方もいらっしゃるかもしれません。

ー今はいろいろな法教育の教室（講座）がありますものね

渡邊　はい、私たちも色々工夫をして対象になる方を増やしたりして法教育にも力を入れているところです。（この続きは再生プレイヤーでお聴きください ※続きは04:08ぐらいから）

※番組の概要や最新の放送につきましてはトップページをご覧ください。
※音源はApple PodcastやSpotify Podcast 、Amazon music podcastでも配信しています。

後半のお話「司法書士の事務所って意外に多いんです」

（※13:20以降）

ー司法書士の事務所は意外に多いと伺いましたが

渡邊　そうですね、皆さんがどうお感じになるかは別として（笑）自分としては、皆さんのお住いの近くにポンポンとあったりするかな？って。

ーそういえば私も小学校の通学路に看板がありました

渡邊　そうですか。普段の景色の中に馴染んでしまってあまり目立たないかもしれないんですけれど、実は司法書士の事務所って（自分で言うのも何ですが）弁護士さんの事務所よりも身近にあると思うんですね。ですが司法書士に関わる機会のない方だと、そのまま景色の一部になってしまうのかもしれませんね。皆さんの近くいる専門家ということで周りを見渡していただいたりするとわかっていただけると思います。

司法書士というのはもちろん業務の内容が決まっていますが、皆さんがお困りごとを抱えたときにご相談を伺って適切なアドバイスをしたり、司法書士ができないことでも専門家を紹介したり、その方とつなぐ役割ができると思うんですね。

ですので皆さんに専門家として身近に感じていただいて、ご自身の悩み事を解決するひとつの窓口としてもっと活用していただきたいです。そういったところで認識していただけたらうれしいな、と常日頃から思っております。

ー私もこのラジオを通じてそれがわかったので、知人の司法書士に弁護士さんを紹介してもらったことがあります

渡邊　それはよかったです。やはり困ったことが起きたときにどこに相談していいかわからない方が結構いらっしゃると思うんですよね

（この続きは再生プレイヤーでお聴きください。※後半のお話は13:30ぐらいから）